「令和元年版 怪談牡丹灯篭」幽霊より人間の方が恐ろしい!?萌音が焦がれ死に!

牡丹灯篭

日本三大怪談話と言われる「牡丹灯篭」は、お露の亡霊にとりつかれる新三郎の話ですが、本当の牡丹灯篭の一部を切り取ったものに過ぎないということを知っていますか?

「怪談牡丹灯篭」は初代三遊亭圓朝が25歳の時に作った落語の怪談話で22個の章に分かれている長編落語です。

 

牡丹灯篭のあらすじは?

美女二人が夜な夜なカランコロンと駒下駄の音を響かせて訪ねてくる話は、この長編落語のうちの一部にすぎないのです。
それでは、20年にも渡る色と欲の人間模様の相関図を見ていきましょう。

旗本の青年、飯島平太郎が刀剣商で酒に酔った浪人に絡まれ、切り殺してしまったことがすべての事件の発端でした。

 

20年が過ぎ、家督を継ぎ平左衛門となった平太郎。妻との間にはお露という一人娘がおりました。しかし、妻は病死し、平左衛門は奥方付きの次女だったお国を寵愛しはじめます。やがてお国が家内を取りしきるようになっていきます。
以前からお国を好ましく思っていなかったお露との確執は深まる一方となります。

 

ある時、平左衛門の元に仕官を願う若者・孝助が訪ねてきます。よくよく話を聞いてみると、どうやら20年前に平左衛門が斬り捨てた浪人の息子らしいということがわかります。それでも平左衛門はあえて仕官を許すのでした。
一方、なかなか縁談に応じないお露でしたが、美男の浪人・新三郎と出会い、一目で恋に落ちてしまいます。

 

しかし二人の身分は違い過ぎました。
飯島家で権力をにぎっていくお国ですが、側室にはなれないとわかり、隣家の源次郎と共になんとか策を講じようとします。
新三郎の世話をする伴蔵夫婦もひとくせありそうな感じ。孝助とお徳はこれにどう関わってくるのでしょうか。

 

牡丹灯篭 第2話

第2話では、お露が新三郎を想うあまり焦がれ死にしてしまいます。

お露の側付きだったお米も後を追って自害してしまいます。しかし死んだはずのお露とお米が新三郎の家を訪ねてきて、、、
一方、お国と源次郎の計画を聞いてしまった孝助は、君主を守ろうとします。それが自分の父の仇とは知らずに、、、

 

いよいよ第3話では、幽霊との対決が見られそうです。
予告を見た限りでは、あまり怖さはなさそうですよ(笑)

なぜかお露がバンパイヤみたいになっていたし、、、下駄の音も軽い感じだしですね。
ワイヤーアクションや特殊効果を使った表現もあるとのことだったので、怪談話とは違った楽しみ方ができそうですね。
っていうかこの作品、むしろ幽霊よりも人間の方が怖いですよね。

新三郎がお寺から預かった金の観音様を狙う伴蔵夫婦、お家の乗っ取りを狙うお国と源次郎、「斬ってみたい」という自分の欲求に負けて人を斬ってしまう平左衛門、、、
そもそも原作の落語を作った圓朝も、江戸時代末期の怪奇物語集や米問屋の怪談話、旗本家で聞いた実話から着想を得ているそうです。『げに恐ろしきは人の心なり』ですね。

 

牡丹灯篭のキャスト陣

今回キャストでさすがだなあと思ったのは、やはり中村七之助さんです。
七之助さんは、歌舞伎でお峰(伴蔵の妻)、お露、新三郎の三役をやったことがあるそうです!
お露役の上白石萌音さんも、七之助さんにいろいろ質問してお露役に臨んだそうですよ。

 

最初はお露のイメージとはちょっと違うかなあと思った上白石萌音さんですが、焦がれ死ぬシーンはさすがでした。
正直、こんなに上手な女優さんだったんだ〜と思いましたね。
中村七之助さんもこのシーンが一番印象に残っているそうです。
女優としても、次のステージに上がった感じがありますね〜今後の活躍に期待したいです。

 

尾野真千子さんの悪女っぷりはもう、さすがですね。彼女の「くっくっくっ」という笑い声、いつまでも耳に残る感じです。
こういうドロっとした役も似合うけど、また「クライマーズ・ハイ」みたいな熱血な役もみたいですね。

 

そして源次郎役の柄本佑さん、なかなか色っぽいですねー彼ならお国が「一緒に地獄に落ちてもいい」と想うのも納得です!柄本佑さんはご存知の通り俳優一家に生まれて、ご自身も女優の安藤サクラさんと結婚されています。
妻の安藤さんが朝ドラのヒロインに選ばれたときは、妻の仕事を応援し助ける発言で随分と好感度アップしました。
出演作も数多く、今、最も注目されている俳優さんの一人ですね。

 

脇を固める高嶋政宏さん、段田安則さん、谷原章介さん、戸田菜穂さんもドラマを盛りたてています。
個人的にうれしかったのは久しぶりに見た秋野太作さん。まだまだご健在で嬉しかったです。

語りは新進気鋭の講談師神田松之丞さん。毎回冒頭に出演して、物語の世界をしっかり作ってくれます。
音楽は阿部海太郎さん。弦の音色が人間の心情を表現していて、物語に奥行きを持たせています。
最高のキャスト、スタッフが集結して、見応えのある作品に仕上がっています。

 

いよいよ物語はクライマックスへ突入します!複数の男女の思惑はどう展開するのか?孝助の復讐は果たせるのか?なんとなく予想がついても怖いもの見たさで見たくなっちゃうのがホラーもの!
みなさん、今から見てもまだ間に合いますよ〜乞うご期待です!

 

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