『アズールレーン』アニメ放送開始! 艦船が海を走り、宙を舞う!内容を解説!

アズールレーン

アズールレーンとは何なのか?

 

”アズールレーン”は中国のメーカーが開発、配信しているiOS/Android向けゲームアプリで、日本では2017年9月に配信されました。
いわゆる擬人化(城や花、宝石などのモノを人として表現すること)モノであり、本作は実在する艦船が少女の姿に擬人化されています。

 

登場するのは第二次世界大戦で現役だった艦船を中心に、当時すでに退役していた艦船や第二次世界大戦後に就役した艦船など多岐にわたります。
有名な長門や山城などの日本の艦の他に、ビスマルクなどのドイツ艦、ノースカロライナなどのアメリカ艦他、世界各国の艦がモデルになっています。
日本では既に艦船をモチーフにしたオンラインゲーム”艦隊これくしょん”が存在しており、当初はその二番煎じという見方が多数でした。

しかし実際に配信されるとインターフェイスやゲーム性など、艦隊これくしょんとは大きく異なっており、”アズールレーン”として正当な評価がなされるようになりました。
大きな特徴はそのゲーム性。
コレクション性の高いゲームはカードを集め、強化して戦わせる……というのが多いのですが、本作はシューティングゲームの要素が取り入れられています。
これにより単調な操作のゲームではなく、飽きがこない作りになっています。
メディアミックスも盛況で数多くの漫画や小説、キャラクターソングCDが製作されました。
また2019年8月にはPlayStation4でアクションゲームが発売されるなど、今なお広がりを見せています。

 

アズールレーン 独特の世界観

 

実在する艦が登場するといっても、アズールレーンのゲームの舞台は架空の海洋惑星です。
人類はセイレーンという謎の敵対勢力の出現によって制海権を奪われてしまいます。
そこで人々は一致団結して国家間を越えた連合を結成し、セイレーンと戦います。
この連合が”アズールレーン”なのです。

戦いの末、人類は制海権をこそ取り戻したもののセイレーンの完全潰滅には至らず、またアズールレーン内において意見の対立から分離が始まります。
やがて対立は決定的なものとなり、人類の力のみで戦おうとするアズールレーンと、セイレーンの力を利用して戦おうとする新たな組織レッドアクシズとに分裂してしまいます。
両陣営は元々、セイレーンとの戦い方の相違から分裂したのですが、いつしか人類のあり方、そして未来を懸けて火花を散らすように――。

アズールレーン、レッドアクシズ、そしてセイレーン。
つまり純粋な人類の力のみを用いて戦う勢力(アズールレーン)、敵対勢力セイレーン、人類の力とセイレーンの力の両方を用いて戦う勢力(レッドアクシズ)とに分かれているということです。
この三つ巴の戦いがテーマとなっています。
もちろん3勢力とも艦船をモデルにした擬人化キャラが戦うことになります。
ただしセイレーン陣営はゲーム用の架空の艦船です。

 

アニメ版アズールレーン

 

テレビアニメではゲーム版のストーリーや設定を踏襲しつつ、アズールレーン陣営を主人公側と位置付けています。
物語はラフィーとジャベリンという2人の少女がアズールレーンの新基地に配属されるところから始まります。

2人は謎の少女・綾波と出会います。
しかし実は彼女は敵対勢力レッドアクシズの所属であり、間もなく両者は激しく戦うことになります。
ゲームとはまた違った”動き”が付いたことで、戦闘シーンは迫力あるものになっています。
両勢力の多数の艦(少女たち)が入り乱れてのバトルは、カメラワークやCG技術もあって息を呑む展開の連続。

艦船だけあって海上を滑るように走る様はスピード感があり、戦場でありながらある種の爽快感に溢れています。
さらに敵艦船から放たれた艦載機が中空を舞い、今度は立体としての戦闘に圧倒されることに。
このあたりの攻防は史実に基づきながらも”アズールレーン”独自の設定と解釈が上手く絡み合い、視聴者の視線も意識もぐいぐいと引き込まれていきます。

そして最も注目すべきは海や波、水しぶきの描写の細かさです。
海面のうねりや跳ねる水しぶきはまるで本物の水のような質感で描かれています。
また効果音にも強いこだわりが見られ、艦載機が飛び立つ音や弾丸が海面に着弾する音、雨粒が傘に当たる音などが立体的な響きを持って視聴者の耳を打ちます。
視聴の際には是非ともヘッドホンの着用をお勧めします。

バトル物、しかも実在する艦船をモデルにしているということで視聴を避けてしまう人もいるかもしれません。
しかし迫力ある戦闘シーンとはいえ残酷な描写はなく、戦争の悲惨さをテーマにしているわけでもありません。

むしろ主義主張のため、仲間のために敢然と戦う少女たちの勇姿に胸を打たれることのほうが多いのではないでしょうか。
登場人物の多くはけして戦いを望んではおらず、立場の違いから衝突している状態です。
本作では迫力ある戦闘シーンを描くかたわら、そうした少女たちの心の機微や葛藤も丁寧に描かれています。
いわば艦船を題材としたヒューマンドラマとしての側面もあるのです。
艦船に興味がある人はもちろん、バトル物には興味がない人も一度観てみてはいかがでしょうか?

 

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