深夜バラエティ”勇者ああああ”が静かなブーム? 人気の秘密は熱くてゆるすぎるゲーマー愛! そしてノブオのプレゼンにあり!?

勇者ああああ

『勇者ああああ』とは何なのか?

正式な番組名は『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』。テレビ東京にて2017年4月より放送が開始され、現在も放送中のバラエティ番組です。

勇者ああああの司会はお笑いコンビのアルコ&ピース。

 

 

テレビゲームが関係していればどんなことでもやる、というスタンスの『勇者ああああ』ではファミリーコンピュータからPS4まで幅広いハードを扱っています。

東京ゲームショウの取材や、ここ最近になって日本でもよく聞かれるようになったeスポーツの模様を伝えるなど、深夜帯の番組でありながら大きなテーマを取り扱っています。

 

 

とはいえゲームに精通していなければ楽しめない番組というわけではありません。スーパーマリオやドラゴンクエストなど、ゲームの名前だけは何となく知っている、という程度でも充分なのです。

というのも勇者ああああの内容の大半は司会やゲストの芸人がテレビゲームに興じる、というものだからです。コンセプトのとおり、”なんとなく見られる”という雰囲気を漂わせている番組構成は、まるで学生時代に友だちの家に集まってゲームをしているような空気を味わわせてくれます。

 

『勇者ああああ』は芸人だからこそできる企画の数々

 

テレビゲームさえ絡んでいれば企画は基本なんでもアリ、の本番組ではコーナーも多岐にわたっています。

勇者ああああの出演者が格闘ゲームの必殺技のコマンドを順番に入力し、ミスすれば1人目からやりなおしになるうえに全員に電流が流れる罰ゲーム付きの『ミスれば連帯責任 コマンド危機一髪』。

 

大してゲーム好きでもないのにゲーム好きを公言して仕事を得ようとしているアイドルやタレントを呼び寄せ、本当にゲーム好きかを面接で暴く『にわかゲーマー一斉摘発 芸能界ゲーム風紀委員』。

主にシューティング等の敵を倒すことを前提としたゲームで、いっさい敵を倒さずにひたすら避け続けなければならない『ゲームガンジー選手権』。

などなど、ゲーム性に富んだ(下手を打てば炎上しそうな)企画が盛りだくさんです。

ミッション系の企画では罰ゲームが付きもの。

電流が流れたり、銅像のような大きなオブジェを抱えたまま帰宅させられたり、ツイッターに痛々しいツイートをさせられたり……。

 

勇者ああああの出演者が芸人であることもあって、企画以上に罰ゲームもなかなか攻めたものが揃っています。
その模様は実際に罰を受けた出演者のツイート等でも確認できますので、テレビ番組向けの演出というわけではなさそうです。

こうした点から見るにテレビゲームとお笑い芸人との相性は良いといえるでしょう。というのも、ゲームというのは実際にプレイしてこそ楽しめるものだからです。

もちろんプロゲーマーという肩書きを持つ人が増えた今、観覧者に向けた”魅せる”プレイをする場面も多くあります。

しかしそれなら実際に会場に赴くか、ネット等で中継を観ていれば事足ります。つまりプレイするか、他人のプレイを観るか、のどちらかしかないのです。

(これはテレビゲームに限ったことではなくスポーツでも同様です)

 

それをわざわざ番組として作るからにはプレイする、プレイを観る、以外の楽しみ方が必要ということになります。そのために芸人のリアクションは打ってつけでした。

罰ゲームを設け、芸人がミッションに挑む。

失敗すればお仕置きを受け、成功すれば大いに喜ぶ。

このリアクションこそが、”ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られる番組”の秘密なのです。

 

一番の大人気企画は芸人によるマジのプレゼンテーション

『勇者ああああ』での数ある企画の中で最も人気がある企画といえば、やはり『ゲーマーの異常な愛情』のコーナーでしょう。

毎回、ゲームに造詣の深い芸人がお気に入りのソフトの魅力をプレゼンテーションするという企画です。

このプレゼン能力がどの人も非常に高く、しかもメジャーなソフトからマイナーなソフトまで扱うので思わず引き込まれてしまうのです。

紹介されるのは発売されてから何年も経っているソフトばかりのため、プレイした人なら内容は全て知っているのですが、このコーナーでは未プレイの視聴者に配慮して核心部分は伏せています。

 

いわゆるネタバレ防止策なのですが、勇者ああああのプレゼンでは核心をぼかすこと自体が視聴者を引きつける要素として一役買うことも少なくありません。

しかも”ゲーム愛”が前提にあるため、出演者はネタやギャグを投げ捨てて、ひとりのゲーマーとして壇上に立ちます。

軽妙な語り口と、まるでメーカーの広報担当のように的確に魅力を伝える姿は、さすが言葉で勝負している芸人とうならずにはいられません。

特にペンギンズのノブオ氏はゲーム愛が深く、ただ面白さを伝えるだけではなく言葉選び、緩急の付け方、そして出すべき資料と隠すべき情報の取捨選択が絶妙!

 

ついソフトを手に取ってみたくなるほどです。

ある意味、最もゲーム番組らしい内容であり、このコーナーを増やしてほしいというコメントも多いようです。

現在ではテレビゲームはまだまだ、子どものおもちゃと見る向きも少なくありません。

しかし今後、eスポーツを含めゲーム業界が活気づく下地は充分にあります。

こうした番組が長く続き、またネットでもゲームを扱うコンテンツが増えれば、ゲーム業界は大いに盛り上がるでしょう。

テレビゲームなんて……と思っているあなた。とりあえず、”ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組”を観てみませんか?

 

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