鬼滅の刃が2000万部突破!人気の理由とヒット作ならではの共通点8個を挙げてみた

鬼滅の刃

週刊少年ジャンプで連載中の『鬼滅の刃』がついに2000万部突破という大台に乗りましたね。

この2000万部というのは言うまでも無くヒット作の部類です。

 

ちなみに過去の人気マンガの発行部数を見てみると、

ワンピース:4億5000万部

名探偵コナン:2億部

ドラゴンボール:1億6000万部

ジョジョの奇妙な冒険:1億部

鋼の錬金術師:5300万部

賭博堕天録カイジ:2000万部

 

多くの世代で名前が知られているマンガばかりですよね。

鬼滅の刃はジャンプで連載開始したのが2016年11月からなので、たった3年でここまでの発行部数をあげたスピード感に驚きです。

しかも現在進行中で連載しているので、まだまだ増えていきます。

 

「鬼滅の刃」の人気が出た大きな要因

 

鬼滅の刃の人気が高まったのは、ハッキリ言ってアニメ化されたことが大きいです。

鬼滅の刃のアニメが放送されたのは、2019年4月~9月の間です。

アニメ化前の発行部数は、400万部程度だったようですが、アニメ第1弾として26回まで放送された後に2000万部まで急増しているわけですから、これはアニメ化の影響がかなり大きかったのでしょう。

 

人気があったから何でもアニメ化されるわけでもないです。

例えば最近まで放送されていた『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』なんかは原作は1999年の作品でした。

20年前に読者が見ていたのに、2019年になってアニメ化がされたわけですから。

このパターンは他の人気マンガでも多く見られます。

 

それではまず『鬼滅の刃』がなぜ多くの人に受け入れられたのか、原作や設定でいくつか挙げていきますね。

 

王道のバトル漫画であること

 

今やマンガの設定として『バトルものである』と言うのはヒット作の条件としてかなり王道ですよね。

ジャンプ黄金期に牽引していた『ドラゴンボール』も掲載当初は読者アンケートがイマイチだったので、天下一武道会というバトルの舞台を描いた頃から急に人気が出てきたのは有名な話です。

「正義の主人公が、悪の親玉をやっつける」という勧善懲悪のストーリーは古い時代からあらゆる作品で見られている手法です。

時代劇、戦国時代もの、ファンタジー、SF、などたくさんの作品がそのように作られてますね。

人間は勝ち負けや優劣が好きで、ハラハラドキドキするようなバトルが好きなんです。

 

必殺技がある

 

鬼滅の刃では、キャラクターごとに呼吸による必殺技が作られています。

日の呼吸/碧羅の天、幻日虹

水の呼吸/水面斬り、水車

雷の呼吸/霹靂一閃、稲魂

獣の呼吸/穿ち抜き、切り裂き

 

などなど多くの必殺技が産まれています。

少年ジャンプに必殺技は付き物です。

 

・ペガサス流星拳(聖闘士星矢)

・キン肉バスター(キン肉マン)

・北斗百裂拳(北斗の拳)

・かめはめ波(ドラゴンボール)

・天翔龍閃(るろうに剣心)

・ゴムゴムのバズーカ(ワンピース)

・螺旋丸(NARUTO)

・「壱乃型、参乃型」という表現(烈火の炎)

 

などなど人気マンガには絶対にオリジナルの必殺技が出てきますよね。

この必殺技がカッコいいかどうかで男性陣の厨二心をくすぐるんだとも言われてます。

 

時代設定

 

 

『鬼滅の刃』の舞台としては大正時代の日本です。刀の時代は終わり、列車が通ってますよね。

2020年公開映画では、アニメ版の続きとなる列車内でのバトルが描かれます。

時代設定としては『るろうに剣心』や『バジリスク』にどこか似てますよね。

そして、これらの作品をヒントや参考にしているだろう描写も多く見られます。

 

炭治郎が鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ)の元での修行を終えて、鬼殺隊に入って最初の仕事となったのが若い娘ばかりをさらう異能の鬼(地面に沼を発生させる沼の鬼)ですが、この敵を見たときにバジリスクの刑部や、ジョジョの奇妙な冒険・第5部(黄金の風)に登場した地中に潜るスタンド使いのセッコみたいと言う声も聞かれました。

 

 

 

10~12人の敵グループがいる

 

『鬼滅の刃』で出てくる敵のグループとして「十二鬼月」がいますよね。

ボス1人の配下に12人の手下がいる、という構成ですが、『るろうに剣心』のボスキャラ志々雄真実の手下に「十人刀」がいましたし、『バジリスク』は「10人対10人」のバトルストーリーでした。

『聖闘士星矢』では12人の「黄金戦士」がいましたし、『ハンターハンター』では「十二支ん」も登場しました。

 

鬼滅の刃での「十二鬼月」では「上弦6人・下弦6人」という設定ですが、全員が主人公と戦うわけではなく、下弦の4人はあっという間にやられてしまいますよね。

主人公が「十二鬼月」と初めて対戦した「塁」もあれだけ苦戦したのに下弦です。

噂では、『当時は人気が低迷気味でジャンプ編集部から打ち切り案も浮かんでいて、作者が無理やり雑魚4人を削除した』という話もあるとか無いとか。

その様子が『うちの会社に似てる』『圧迫面接だ』『ブラック企業みたいだ』『パワハラ上司』などと言われる始末です。

 

人気作品のパクリはあるの?

『鬼滅の刃』でよく言われているのがパクリ疑惑です。

これは人気作品のサガみたいなもので、どうしてもそういう見方をするのも分からなくはないところです。

特によく言われるのが『ジョジョの奇妙な冒険のパクリ』みたいな話です。

というのも、重なる設定がいくつかあるんですよね。

 

 

呼吸法が必殺技

ジョジョの奇妙な冒険でも『波紋は太陽の呼吸』という設定があります。

波紋というのは他作品で全く見られなくとも、鬼滅の刃で呼吸は参考にしてそうです。

 

無惨はディオ?

鬼滅の刃のボス『鬼舞辻 無惨』は1000年生きていて、太陽に当たると消滅、自分の血で部下を能力者にする、人間がエサ、などなどジョジョの奇妙な冒険3部でのボス『ディオ』かなと。

『鬼舞辻 無惨について喋ってもらおう』と主人公が伺っても鬼たちは恐怖に縛られて一言も話さないのが、『ディオについて喋ってもらおう』とジョセフジョースターが聞いてるときにソックリです。

ヤングマガジンの『彼岸島』でも雅というボスがいるように、バンパイアをモチーフにしたキャラがいる作品はまぁありますけど、設定の影響は少なくとも出てますね。

 

敵の過去にもストーリーが描かれている

鬼滅の刃では最終試練場で倒した大型の「手鬼」が倒されたときや、「十二鬼月」と初めて対戦した「塁」の死に際には、まだ人間時代だったころの「塁」や「塁に作られた家族たち」の過去も挿入されます。

これも人気作品には結構多く見られるんですが、ジョジョの奇妙な冒険でも『悪役の美学』みたいなものでそこに至った経緯を重視しているのを作者の荒木飛呂彦さんは熱心に語っているインタビューを見た事があるので、少なからず影響はありますね。

 

 

というか、『ジョジョの奇妙な冒険』はあちこちの人気作品に参考にされすぎるほど才能が爆発している作品なので、どうしても若手作家が書くものにはジョジョに似ている部分が出てしまいがちなだけなのかなと思いますね。

 

鬼が人を食うという設定

 

先程のパクリの話にも関わってきますが、『鬼滅の刃』での鬼たちは人間をエサにして強くなる設定であり、たとえば『幽遊白書 魔界編』に出てくる魔族たちは人間をエサにしてますし、『ハンターハンター キメラアント編』のメルエムも人間を食うごとに強くなる設定です。

どちらも作者は冨樫義博さんですけど、彼は鬼滅の刃コミックスの帯で推薦文も書いているので、価値観の理解や同じジャンプ作家だからこその参考にするところはあるのかなと。

 

『鬼滅の刃』だと「稀血」を食べれば50人分の力を得られるとされてますが、『ハンターハンター』のメルエムも同じような存在を「レアモノ」と呼称してましたね。

 

実は、鬼が人を食べるマンガってあまりありません。

普通に描写がグロいからなんでしょうけど、鬼滅の刃ではそれが主な前提部分であり、だからこそ戦うしか人間たちに生きる道がないのです。

 

作者の素性が不明

 

『鬼滅の刃』の作者は『吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)』という人物ですが、恐らくペンネームであることと、まだ若干30歳という若手であることと、鬼滅の刃がほぼデビュー作というくらいの情報しか公開されておらず、男なのか女なのかもあまり知られていません。

原作の書き方からして噂では女性と言われていて、『鋼の錬金術師』を描いた荒川弘さんのような印象を持ちました。

 

ちなみに『鋼の錬金術師』とも似た共通点として、

・妹(弟)を救うために兄が戦う

・敵は人外だが、基本ベースは元人間

・女性キャラが容赦なく残酷に殺されていく描写がある

などがあります。

 

ギャグパートが高橋留美子っぽいやり取り

鬼でありながら「逃れ者」となっている珠世と愈史郎たちとの場面では、どことなく高橋留美子さんの作品で見られる雰囲気を感じます。

キレイな着物美人が真面目顔でツッコミを入れるなどのギャグシーンが前にどこかで見たかのような情景です。

キャラデザイン的にも女性漫画家っぽいタッチを感じさせられます。

 

アニメ版『鬼滅の刃』のヒット要因と共通点

『鬼滅の刃』のアニメ版では、さらにヒット作の法則や共通点がいくつも見られるので、それらを挙げていくことにしますね。

 

作画がかなり良い

 

昨今のアニメはそもそも作画の品質もかなり高いのですが、鬼滅の刃のバトルシーンは相当良いほうです。

19話の累とのバトルは神回とも言われており作者の「吾峠呼世晴さん」があまりの出来栄えに感動して涙したほどだと言われていて、26話の無惨に集められた十二鬼月の館のシーンはまるで映画を見ているような出来です。

海外でもアニメ終盤頃に一気に人気が高まっていき原作の発行部数の飛躍的な売り上げに繋がったんです。

 

 

『鬼滅の刃』アニメ版に出てくる豪華な声優陣

数え上げるとキリがありませんが、売れっ子の声優たちがかなり登場しています。

主人公とヒロインを務めたのは若手声優の花江夏樹さん鬼頭明里さんが起用され、多くのベテラン声優陣も加わっています。

 

森川智之さん
悠木碧さん
早見沙織さん
小西克幸さん
花澤香菜さん
鈴村健一さん
関智一さん
杉田智和さん
茅野愛衣さん
千葉繁さん
浪川大輔さん
高木渉さん
檜山修之さん
梶裕貴さん
関俊彦さん
平川大輔さん
内山昂輝さん
坂本真綾さん
緑川光さん
子安武人さん
豊崎愛生さん
諏訪部順一さん

などなど鬼滅の刃はアニメ版では原作の中でもごく一部が描かれたまでなのに、すでにこれだけ多くの売れっ子声優さんたちが出演されていました。

当初から力の入れ方が伺えますね。

 

梶浦由記さんが音楽担当

 

鬼滅の刃アニメ版での音楽担当は、梶浦由記さんの名前が入っています。

梶浦由記さんと言えばKalafina、そして『魔法少女まどかマギカ』でピンと来る人も多いですよね。

『鬼滅の刃』の1話2話の劇中で流れる音楽にはどこか梶浦由記さんならではの西洋風なメロディーが耳に残ります。

そして、エンディング曲の作曲も手掛けていて、どこかKalafina感のあるイントロとアウトロが心地いいんですよね。

売れるアニメには、相乗効果となるような売れる音楽も強く影響しています。

 

紅白歌手も生まれる

 

『鬼滅の刃』のオープニング・エンディング曲を担当したのがLiSAさんです。

オープニングの「紅蓮華」は、アニメ曲がダウンロード数が2週間続けてオリコンランキング1位となる史上初の快挙となったほどで、2019年末の紅白歌合戦に出場も決めています。

 

まとめ

『鬼滅の刃』には、ざっと書くだけでもこれだけ多くのヒット作との共通点があったのだと改めて思わされましたね。

売れる要素を入れつつ、オリジナルの部分も加えて、音楽面・作画・演出・声優が一級品に噛み合ってアニメが爆発的に高評価だったことがヒット要因にもなっていたことが分かりましたね。

まだアニメを見てない人は周りの話に乗り遅れないように見ておきましょう!

 

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