”ダンベル何キロ持てる?”の人気から見える健康志向

『ダンベル何キロ持てる?』は原作サンドロビッチ・ヤバ子、作画MAAMによる日本の漫画作品。
現在も2016年8月5日から小学館のコミックアプリ『マンガワン』および漫画配信サイト『裏サンデー』にて連載中。

TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」公式(BD&DVD発売中!!) on Twitter
“🏆体育の日スペシャル〜!🥇 一挙放送で、皆さんも一緒にカラダを引き締めていきましょう💪💪💪💨 まもなく!19時より放送スタート🏋🏻‍♀️✨ニコ生にて『ダンベル何キロ持てる?』全話一挙振り返り配信ー‼️ 📺 #ダンベル”

 

 

主人公・紗倉ひびきは食べることが大好き。
常に何かを食べ歩いています。
ある日、友人の上原彩也香に太り気味であることを指摘されたことからダイエットを考えるようになり、近所にできたシルバーマンジムに見学に行くところからお話は始まります。

ひびきはジムに対して当初、若い男女が健康やダイエットのために汗を流すという、どこかさわやかなイメージを持っていました。
ところが見学に行ってみると、利用者はボディビルダーやプロの格闘家ばかりの本格的なジムだったのです。
偶然、同じ日に見学に来ていた同じ学校に通う筋肉フェチの奏流院朱美は喜んでいましたが、ひびきはその雰囲気に圧倒されて尻込みします。
そこにやって来たのはトレーナーの街雄鳴造。

彼のイケメンぶりに惹かれたひびきはそのまま入会してしまうのでした。
その後、上原彩也香やロシアからの留学生・ジーナ・ボイドたちが加わり、ひびきたちはトレーニングに明け暮れる……。
というのが大まかなストーリーです。
と、これだけ見るとトレーニングをテーマにしたスポーツ系のアニメのように見えますが……。

 

一度聴いたら忘れられないテーマ曲

まずテーマ曲からして筋肉愛に溢れています。
OPテーマ曲は『お願いマッスル』、EDテーマ曲は『マッチョアネーム?』と、この時点ですでに筋肉づくしです。
どちらもポップな曲調ではありますが、歌詞はなかなかの筋肉ぶりです。

『お願いマッスル』は主人公ひびきがトレーニングでダイエットに励んでいるところに、街雄が合いの手を入れるという構成。
他方、『マッチョアネーム?』は街雄が筋肉の名前をひたすら挙げていくというもの。
さらにボディビルダーのポーズ名も随所に盛り込まれているので、何度か聴いていると取り敢えず筋肉名とポーズ名だけは覚えられるようになっています。
この、明らかに何を主題にしたのか分かりやすすぎるくらい分かりやすいテーマ曲がクセになるという視聴者が続出したとか。

どちらもテンポが良いので頭の中に浮かんできやすい、というのもその理由でしょう。
アップテンポですが歌詞はしっかりと聞き取れますし、何より聞き慣れないトレーニング法やポーズ名についつい意識を傾けたくなってしまいます。
トレーニングはまず耳から――というわけではありませんが、気分を盛り上げてくれる曲調は一度は聴いておいて損はないでしょう。

 

突然はじまる筋肉講座がスゴイ

本編中、(主に街雄が)新しいトレーニング法や体の鍛え方を簡単に説明したあと突然、教材ビデオのように始まるのがこの筋肉講座です。
たいていは街雄が講師役となって、器具を使ったトレーニング法や自重トレーニング(器具を用いない方法)を解説します。
解説の細かさもさることながら、実演するキャラの動きが細かく、まるで本当にトレーニングしているかのように描写されています。

直接的にストーリーに絡まないので、本編だけを観たいのであればこのコーナーを飛ばしても問題はありません。
ですが毎回、筋肉やトレーニングに関する説明は細かくされており、推奨される方法はもちろんのこと、やってはいけないこともしっかりと教えてくれます。
しかもご丁寧に解説役はこちら(視聴者)に対して語りかけてくるので、説明が頭に入ってきやすいという特徴もあります。
動画サイトではこの筋肉講座こそ本編だ、とコメントする視聴者が大勢いるほどです。

 

エンディングのあとは一緒にトレーニングができる!

冒頭から筋肉づくしで、そろそろ頭から筋肉が離れなくなった頃。
本編を観終えて、ふと考えます。
「あれ? ひびきたちはどんなトレーニングをやってたっけ……?」
そんな視聴者のために、エンディング後にはその回で取り上げられたトレーニングを振り返るコーナーがあります。

実はこのコーナーこそがこの作品の肝で、視聴者が実際にトレーニングを試す機会でもあるのです。
ひびきたちも一緒になって付き合ってくれますし、街雄が必要な回数をカウントしてくれます。
たとえば腕立て伏せがその回の主題だった場合、街雄のカウントに合わせてひびきたちも腕立て伏せをする――という具合です。
このシーンの動きもかなり凝っていて、体力のないひびきはゆっくり、普段から運動している彩也香はハイペースで、というようにしっかりと個性を活かした描写がされています。
そのおかげで視聴者も運動が得意な人や苦手な人と一緒にトレーニングをしているような気分になれるのです。

 

本作は魔法が出てくるファンタジーでもなければ、探偵が犯人を追うというミステリーでもありません。
筋肉に対する若干(?)の誇張はあれど、日本を舞台にした日常の風景が広がるのみです。
しかも筋トレという地味なテーマでありながら多くのファンを獲得したのは、私たちに筋肉が不足しているからなのかもしれません。

交通機関が発達し、時間があればスマホやパソコンを触っている私たちは体を使うことが少なくなりました。
意識してトレーニングをしなければ筋力はどんどん衰えていく……そんな時代だからこそ、多くの視聴者が惹かれたのではないでしょうか?
最近、お腹のたるみが気になっているあなた。
ひびきたちと理想のボディを手に入れるために筋トレしてみませんか?

 

コメント

error:
タイトルとURLをコピーしました