キラッとプリ☆チャン コーデとキャラについて考えてみた!

キラッとプリ☆チャンとは?

”キラッとプリ☆チャン”は”プリティーリズム”の流れを汲むアーケードゲームです。
初代が”プリティーリズム”、その後継として”プリパラ”、さらに”キラッとプリ☆チャン”と続くのでシリーズとしては3世代目にあたります。
元々はアーケードゲームですが、初代稼働時から漫画やアニメ、映画などのメディアミックスを展開しています。
デパートやゲームセンターなどに設置されている筐体を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

本作のアニメは2018年4月8日より放送が開始され、2019年4月7日より第2シリーズが放送中です。
中学1年生の桃山みらい、萌黄えもたちが動画サイト「プリ☆チャン」でアイドルデビューして、様々な動画やライブを配信したり、ライバルと競い合ったりするというのが大まかなストーリーです。
女児向けアニメでありながら、メインターゲットでは大人にも受けが良い同シリーズ。
人気の秘密を紐解いていきましょう。

 

シリーズの3大要素。歌、ダンス、コーデが充実!

初代プリティーリズムより継承され、本作の核でもある歌、ダンス、コーデ。
アニメにおいては物語の展開上、自然に(あるいは不自然なくらい強引に)ライブシーンが始まります。
ライブではその時々に応じてコーデが変わり、歌やダンスを披露します。
スポーティな衣装からお嬢様風のドレスのような衣装まで、その表現は千差万別。
同じキャラクターでもコーデが違うだけで印象ががらりと変わるのもシリーズの魅力です。

”キラッとプリ☆チャン”ではこの3要素のうち、特にコーデに関しての描写が多いのが特徴で、キャラクターたちが衣装について悩み、解決していくという流れが丁寧に描かれています。
60話からは、実際に商品化もされている”デザインパレット”というコーデをデザインする道具も登場。
衣装の基本となる型紙を決定後、カラーリング、アクセサリーなどを選んでいき思いどおりのコーデを作るというものです。

もちろん歌やダンスも充実しています。
ソロ曲、デュエット曲、グループ曲を合わせると30曲以上!
しっとりとした曲調に合わせたゆるやかな振り付けもあれば、アップテンポに躍動感溢れるダンスを披露することも。
どんな歌を、どんなダンスを見せてくれるのか?
今度はどんなコーデがお披露目されるのか?
こうした視聴者を飽きさせない変化が、人気の一因といえるでしょう。

 

 

YouTubeを意識した配信というテーマ

同シリーズは発表時期のトレンドを積極的に取り入れるという手法でファンを獲得してきました。
最近はユーチューバーとして活動する小中学生も増えており、本作もその流行を取り込んで動画配信を物語の核としています。
実際に配信するとなるとそれなりに機材や環境が必要となりますが、”キラッとプリ☆チャン”の世界ではそうしたハードルは取り除かれています。

みらいたちが持つ『プリキャス』というスマートフォンのような道具がカメラや通信機能を備えており、これひとつで動画編集や配信ができるのです。
これまでの動画サイトは製作のノウハウを持った少数の人間が動画を配信し、ユーザーの大半は視聴する側でした。
しかし今では撮影、編集、配信、はてはライブまでもが手軽に行なえ、誰でも番組を作ることができます。
この”誰でも”というのが本作では重要なテーマとなっていて、動画とは観るだけではなく作るものでもある、というメッセージが込められているのです。

 

 

女児向けじゃない? 個性的すぎる登場人物たち

子供向けのアニメとなると、登場人物は当たり障りのない性格になることがたいていです。
たとえば主人公は誰にでも優しいことが求められますし、イジワルな子も最後にはちゃんと謝るものです。
ところが本作はちがいます。
コワモテのモアイのようなマスコットをこよなく愛する子もいれば、突然歌い出す子もいます。
イジワルな子はずっとイジワルなままだし、中学生でありながらNASAに入るというとんでもない頭脳の持ち主も……。

基本的にギャグ路線のアニメなので、こうした強すぎる個性の登場人物がいても違和感のない世界観になっています。
しかもそんな子たちが動画を配信するのですから番組はきっとメチャクチャに――と思いきや、その内容は真面目なものも多かったりします。
もちろん”配信”を主題に置いている以上、そのことで思い悩んだり、時には誰かと衝突したりとシリアスな展開もあります。

しかし強すぎる個性のせいかそのシリアスも長続きせず、気が付けばギャグ路線に戻って円満解決! という流れもしばしばです。
この一筋縄ではいかない人物設定と、それを受け容れる独特の世界観が人気の秘密といえるでしょう。

 

動画サイトは私たちにとって身近な存在となりました。
じっくりと腰を据えて番組を観る。
寝る前の時間つぶしに番組をあさる。
ユーザーの利用の仕方はさまざまです。
ただしそれはあくまで視聴方法に関してでした。

”キラッとプリ☆チャン”では動画サイトに対して観る側ではなく、配信する側に焦点をあてたところに大きな意味があります。
誰でも簡単に配信できる。
私たちは本作を通じて、みらいたちの作った番組を観ているのです。

 

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