相棒18「アレスの進撃 後編」感想とネタバレ。おかえりなさい特命係

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相棒18 第2話のネタバレ

右京と冠城はどこへ?

岩田(船越英一郎)とともに姿を消したと思われていた特命係のふたり、右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)だが、岩田と行動を共にはしていませんでした。

いつものように、捜査権はないのに何かと理由をつけて『信頼と友好の館』に忍び込みんだり、偶然ロシア語のモールス信号のようなものを見てしまったり。あげく、ロシア語の翻訳を頼んだ社美彌子(仲間由紀恵)の通報で館に来た道警に拘束されてしまいます。

 

謎のロシア語のメッセージ

『我々の贈り物は気に入っていただけただろうか。間違いなくあなた方の役に立つことだろう。恐れるな。強欲な悪魔を退治するためならば、神も許したもうはずだ』

海岸に上がるアザラシの死体の謎、それは『信頼と友好の館』のメンバーに贈られた贈りもの。

アザラシにデーモン・コア、プルトニウムが隠し、密輸していたのです。

『強欲な悪魔』を退治するために。
館のメンバーは、プルトニウムをどう使うつもりなのか、強欲な悪魔とは何を指しているのでしょうか?

 

姿を現す岩田、その真意は?

右京と冠城、捜一コンビの伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、保護された館のメンバー4人が集まる学校に、岩田が現れます。

右京と冠城が岩田を引き留め、その隙に館のメンバーは伊丹と芹沢とともに脱出します。

「館での殺戮を認めるんですか」と問う冠城に「おれがやった」と答える岩田。

そして、まだやり残したことがあると言い立ち去ろうとする岩田に、冠城が飛びかかると、あっという間に絞め落とされてしまい、岩田は姿を消してしまいます。

一方、館のメンバーは「警察は信用ならない」と言い、伊丹と芹沢を巻き、姿を消しました。

 

青木と一緒に事件の考察

衣笠副総監(杉本哲太)命令で、右京と冠城の元に青木(浅利陽介)がやってきて、事件の考察が始まります。

ミナ(北香那)は右京が館にいることを外部に知らせようと、右京のスマホを海に流したのは自分だと言っていました。

しかし、スマホの指紋を調べたところ、スマホにミナの指紋はなく、代わりに館の代表である甘村井(団時朗)の指紋が検出されました。

ということは、穏便に仲間を裏切ったのは甘村井だったのでしょうか。
青木の情報で、館のメンバーの素性も明らかになっていきます。

 

生存者は4名

岩田ミナ:体育大学出身、運動神経が抜群

成田藤一郎(通称ダン):機械科学科出身の理工のエリート

音羽暁(通称オット):元ひきこもり。ボランティアに目覚め、現在に至る

橘禾怜(通称ハナ):元無名の劇団の看板女優

 

被害者はメンバー3名と甘村井を合わせて4名。

松嶋至(通称マッチ):就職もままならず、社会の辛酸を舐め続けた

播磨長吉(通称ハリー):自称吟遊詩人

三河大悟(通称カンブツ):更生中の元窃盗犯

館に集まった7人は、5年前、難民救済ボランティアとしてギリシャで出会い、甘村井はそのパトロンだったのでした。

 

強欲な悪魔は洞爺湖にいる片山雛子!

館のメンバーの目的は、難民救済のための寄付を片山雛子(木村佳乃)に担ってもらうことでした。防衛技術振興協会という軍事にかかわる組織の顧問に就任したことから、戦争や兵器を憎むメンバーの目にとまったのです。

しかし、雛子の返答はノー。テロリストには屈しないというのが雛子の言い分です。館のメンバーは、プルトニウム入りの箱を『玉手箱』と言って雛子に渡します。

蓋を開ければ、臨界状態に達したプルトニウムが漏れます。

蓋を開けられるのは、ダンが持つスイッチだけ。
もし開けられたら、その場にいる人間の命はありません。

連続殺人の犯人は・・・

 

「岩田の娘、ミナ」

右京と冠城、館のメンバー、片山雛子の前に、またも岩田が現れミナを連れて行こうとします。抵抗するミナは、元レンジャーの岩田と互角にやり合いますが、叶わず、気絶させられて連れて行かれてしまいます。

ミナが「壊れた殺戮兵器」と呼ぶほど、殺しの技術を身につけている父・岩田。

その父と互角に戦えるだけの力を持つミナ。館での連続殺人は、裏切り者を許さないミナの仕業だったのです。メンバーは共犯者で、ミナの犯行を隠すために警察に嘘の証言をしていました。

 

そして事件は悲しい結末へ

浜辺にある船の上に、ミナを抱えたまま横たわる岩田。岩田はミナが幼いころより、護身術としてさまざまな技術を教えこんでいたのです。だからこそ、館で行われた殺人が、ミナの犯行だと気付いたのでしょう。

「おれは人を殺したことは一度もない。だから、これが最初の殺人だ」

岩田はそう言いながら、ゆっくりとミナの首を締め、むせび泣きます。特命係のふたりが駆けつけると、ミナはすでに息を引き取った後でした。

「娘だろ!」と激高する冠城に「娘だから殺したんだ」と返す岩田。右京は、父のもくろみを読み切れず、犯行を止めることもできず、生きて償う機会すら奪ってしまったとミナの遺体に語りかけます。

 

「パパはアレス。凶暴極まりない戦いの神。みんなの嫌われ者」

娘であるミナが、父・岩田に残した言葉。

岩田は自分自身の中に凶暴なアレスの影があることを知っていました。
自衛隊という規律の厳しい組織に属していることで、その影を封じていたのです。

しかし、アレスの影はミナにも潜んでいました。

 

「いつか爆発してしまう。怖くてたまらなかった」

岩田はそう言って、泣き崩れるのでした。

 

特命係の帰還

無事に警視庁に戻った右京と冠城。今回の件で特命係へのおとがめはありません。

雛子の出席する洞爺湖会議の危機を救ったから当然で、衣笠副総監から、内密に金一封と感謝状が出ることになりました。

衣笠副総監からの報奨に「これからは褒め殺しかぁ?」と不気味がる角田課長(山西惇)なのでした。

 

相棒18 第2話の感想

相棒18の第2話として放送された「アレスの進撃 後編」、輿水泰弘脚本らしく、心に重くのしかかるような結末でした。 人の心の闇というだけでは片付けられない、深い深い恐怖と絶望。

娘を殺してしまった岩田の心情を思うと、やりきれない気持ちになる、相棒らしいストーリーでした。

館に侵入し、道警に見つかったときの右京と冠城の口げんかは、久しぶりの劇団相棒、コミカルでニヤニヤしてしまいますね。

片山雛子も動きだし、これからの展開がますます複雑に大きく動きそうな『相棒18』の今後が楽しみです。

 

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